シングルロッドとダブルロッドの違い
どちらのロッドキットを選べばいいか迷ったときに。
結論から
- シングルロッド:構成がシンプル。軽めの機材や、上下の中央に付けたいときに向きます。
- ダブルロッド:15mmロッドを2本平行に使う構成。ねじれにはるかに強く、 バランスが良いので、重い機材や横方向へのマウントに向きます。
それぞれの構造
シングルロッド:VESAプレートのM12ネジ穴に15mmロッドを1本ねじ込み、 1/4インチネジのアクセサリー(Webカメラ・ライト・マイクなど)を1点取り付けます。 コンパクトで、必要な位置にすばやく置けます。
ダブルロッド:15mmロッド2本を専用のロッドクランプとチーズプレートでつなぎ、 VESAプレートの2点で荷重を受けます。安定性と回転への強さが大きく上がります。
選び方
シングルロッドが向くケース:画面の中央付近に、軽めのアクセサリーを1点だけ手早く付けたいとき (Webカメラ、小型ライト、小型マイクなど)。
ダブルロッドが向くケース:重いカメラやライトを付けたい/片側に複数を付けたい/ プレートから遠くまで伸ばしたい(伸ばすほどねじれの力が増します)/ モニターを動かしても位置がずれない、しっかりしたサイドバーを作りたいとき。
なぜダブルロッドは強いのか
ロッドが1本だと、横に長く重いものを吊ったときの回転する力でネジが緩むことがあります。 平行な2本はハシゴのように働き、回転に抵抗して位置を保ちます。
よくある構成

上部に斜めのシングルロッド

側面にまっすぐなシングルロッド

側面にダブルロッド
互換性について
VESAプレートは、ダブルロッドを何面で使いたいかで選びます。残りの面ではシングルロッドを使えます。 規格は業界標準の15mmロッドとM12ネジに合わせているため、他社製のカメラリグ用パーツもそのまま使えます。 ダブルロッドの間隔はカメラリグの60mm規格に準拠しています。
比較表
| 項目 | シングルロッド | ダブルロッド |
|---|---|---|
| 使用するマウント点 | M12 × 1 | M12 × 2(平行) |
| ねじれへの強さ | 良好(負荷が小さい場合) | 非常に強い |
| 向いている用途 | 上下の軽量マウント、中央寄りの側面マウント | 重い機材、中心から外れた側面マウント |
| 占有スペース | 最小 | 幅は広いが拡張性が高い |
| 取り付けの速さ | 最速 | 部品は増えるが手順は簡単 |
| 拡張性 | シングルロッドを追加。1/4インチのアクセサリーを取り付け可能 | 1/4インチのマウント点が多数。ロッドクランプに上下M12と側面1/4インチ |
よくあるご質問
シングルロッドから始めて、あとから変えられますか?
はい。VESAプレートはどちらにも対応しています。あとからダブルロッドやシングルロッドを追加できます。
Monoblocc 以外の機材でも使えますか?
はい。15mmロッド規格と一般的な雲台の規格に合わせているため、多くの他社製アクセサリーが使えます。
ミラーレスカメラを側面に付けたいのですが
ダブルロッドをおすすめします。プレートから離して取り付ける場合は特に、剛性とバランスの差が出ます。
推奨スペック
- 推奨最大重量(シングルロッド):約1.0〜1.5kg
- 推奨最大重量(ダブルロッド):約2.5kg(モニターアーム側の耐荷重もご確認ください)
- ロッドクランプのネジ:上下 M12/前面・側面 1/4インチ-20
- チーズプレートのネジ:1/4インチ-20
迷ったら
取り付けたい機材(機種・重さ・付けたい位置)をLINEでお知らせください。構成をご提案します。