マイクは口元へ寄せたい。でも、会議が終わったら手元を空けたい。使う位置と戻す位置が決まっても、カメラやライトの支持具が机のあちこちに残る。次に見直したいのは、その「支える場所」です。
サンビットのテレワーク環境(2024年)では、マイクアームで口元へ寄せ、使わないときはノートPC側へ退避させています。口元まで届くだけでなく、仕事に戻るときの居場所もあるんですね。

同じ機材を、モニターの裏から支えたら
カメラは画面の上、ライトは顔へ、マイクは口元へ。置きたい位置はそのままでも、機材ごとに台座やクランプの場所を取る構成と、背面の支持部を共有する構成では、机の使い方が変わります。
Monoblocc Monitor Rigは、モニター背面のVESAプレートを起点に、アームやロッドで機材を支える仕組みです。まずは同じ3機材で、支える起点だけを比べてみましょう。

図の下段で空くのは、上段で台座やクランプが使っていた場所です。手持ちの構成でもそこを置き換えられれば、台座のあった場所へ資料を寄せたり、空いた机の縁に別のものを取り付けたりする余地が生まれます。では、その支持部は実際にどこにあるのでしょう。
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- 背面のプレート:モニターとモニターアームの接続部。
- 上へ伸びるアーム:この写真ではカメラを支持。
写真中央のプレートが、モニターとモニターアームのあいだに入っています。そこから上へ伸びるアームがカメラへ。機材を支える部品はなくなるのではなく、モニターの裏側に集まります。

横から見ると、カメラは画面の上、マイクは下から前へ伸びています。背面を起点にして、使いたい側へ機材を持ってくる。この写真は、そのつながりが見える構成例です。
空けたい場所から、まとめる機材を選ぶ
机のどこを取り戻したいでしょう。資料を置く場所なら台座、机の縁ならクランプ。そこを使っている機材を、リグで支えられるか照合すると、構成を選ぶ理由がはっきりします。
ライトは向ける先も確認を。ひらまさんの2022年後半のデスクでは、手元用のScreenBar Haloと顔用のKey Lightを使い分けています。自分が残したいのは、どの役割のライトでしょう。
機材を減らせるなら、それも選択肢です。きなこぱんさんは2026年5月、撮影用カメラの付け外しを避けてウェブカメラへ。内蔵マイクが用途に足りたため、専用マイクも外しています。残す機材が決まってから、それを支える構成を比べましょう。
背面へ移したあとも、動かす余地は必要
取り付け場所をまとめても、アームが動く空間まで増えるわけではありません。使う位置と戻す位置、その途中で、壁や棚に近づく部品を確認しましょう。

壁に近づくのは、マイクの先端だけとは限りません。図では後ろへ張り出す関節に注目しました。自分の構成でも、使う位置と戻す位置、その途中で壁や棚に近づく部品を見てみましょう。

ケーブルも残ります。両端を接続したまま、動かした先で張らないかを確認します。手持ちのアームの調整は説明書に沿って行います。たとえばElgato Wave Mic Arm LPの公式ガイドには、関節の調整とケーブルの通し方が載っています。
取り付け条件は、構成を選ぶ前に
空間の見当がついたら、残す機材と取り付け条件を照合します。VESA穴の間隔だけで決めず、背面の凹凸と端子の位置、モニターアームの条件、モニター・リグ・機材を合わせた重量、必要な部品を揃えて確認しましょう。
取り付け方法は公式の2x VESAプレート取り付けガイド(英語)へ。ほかのキットの手順や適合上の注意は、公式のセットアップガイド一覧・FAQ(英語)で確認できます。この記事で紹介した他社製機材とMonobloccの適合は未確認です。
自分の机で、どの取り付け場所を空けたいか
今の支持具で仕事がしやすいなら、そのまま使う。台座やクランプの場所を空けたいなら、そこを背面の支持部へ移せる構成を探す。リグを選ぶ基準は、機材を全部まとめることより、使いたい場所を取り戻せるかどうかです。
残す機材と、確認したモニター・アームの条件を手元に。会議のあとに資料を広げる、その場所のために、Monobloccの構成を比べてみてください。